消えた実家
何歳から住んだのか・・・記憶にない
4帖半の自室
映画のポスターは30年以上前のもの
ブラウン管TVの下にはカセットテープケース
角張った扇風機が時代を感じさせる
つくったのは中学時代だったろうか
今では・・・
「少年は老いてオジさんになり、なんら成し得ることなく愕然とする」
「一寸の光陰、軽んじてなすすべなし」
落ち込んだ時何度も何度も復唱した・・・
「元気を出そう。勇気を出そう。」
こんな思い出が沢山詰まった実家が・・・
・・・無くなった
今年白寿を迎えた祖母が建てた家だが
借地なのともう誰も住めないことから決断したもの
もう何年も宮城・仙台の施設で暮らす祖母だが
家解体と時を同じくして癌の疑いで入院
実家と祖母は一体だったのかと思わせる驚きのタイミング
一瞬解体が仇となったのかと思ったほど!
余命宣告されるかもしれないが
来年2月の満100歳まで・・・と願うばかり
11/1の東京出張ついでに仙台に移動し
自分の寿命を少し寄付してこよう
By Mr.Ojisan
4コメント
2017.10.29 01:22
2017.10.28 22:35
2017.10.28 22:31